アメリカの娘からの便り


Summer Time
娘からのスケッチ



Dear:家族の皆さん
今日お母さんと電話で話しました。
最近真由美はお風呂上りにビールを飲むようになりました。うまいねー。かなりオヤジ化してるのかしら?
でもビールと言ってもただのビールを飲むんじゃないよ。
トマトジュースとビールを混ぜて飲むのさ。その名RedEye。
お母さんに言ったら「うわっ!まずそうっ!」って言われたけど。
うまいんだなこれが。(こういうCMあったね。)
今も飲んでるのさ。でもこれからは夏でしょ?日本でもビアガーデンの季節じゃん?昔は「なんであんなビールみたいな苦いもの飲めるの?」と思ってたけど今ならわかる。あの頃の真由美はまだお子ちゃまだった。
それだけ大人になったってことよ。(精神年齢は低いけど?)
こっちでも堂々とお酒が買えるし。友達曰く「アメリカには21歳以上になってから来るべきだね。」だそうな。

See'sのチョコレートおいしかったですか?また今度は「母の日」とか「父の日」あたりに送ります。
あんまり頻繁に送るとありがたみがなくなるでしょ?
でもその頃には真由美の誕生日があることをお忘れなく。(かなり重要)
それじゃあ今日はこのへんで・・・。またね。
From:真由美
P.S.4月1日から夏時間になりました。針を1時間早めまし
た。


Major League

NEW
そうだ、さっきたまたまテレビのニュースを見てたらスポーツのニュースで「長谷川」と「イチロー」の名前が出てたよ。
「HASEGAWA」とか言ってたな。フルネームで言ってたんだけどね。
あと「イチロー」も「ICHIRO」とは言わずに「ICHIRO SUZUKI」って言ってフルネームだったよ。
イチローはヒットを打ったとか長谷川は守備でナイスプレーしたとか。

数週間前は「野茂」がノーヒットノーランをしたとか言ってたし。
「HIDEO NOMO!」とか言って「トルネードが帰ってきた!」って感じに言ってたよ。
未だに新庄の名前は出てこないけどね。
まあそのうち彼の名前も出てくることでしょう。

真由美は野球は滅多に見ないと言うかほとんど見ない人なんで好きな番組の時間に野球がやってて番組中止となるとちょっとムカッとくるけどね。ドジャースの試合がある番組が中止になる。
さらにドジャースタジアムでやってるときは完璧になくなるね。まあ仕方ないんだけどね。

野球の世界で色んな日本人選手の名前が出てきたと言う事は嬉しい事なんだろうけどね。
でも日本でメジャーでめちゃめちゃ打ったりしてた人がやっと今回アメリカのニュースに取り出されたということはやっぱりアメリカのメジャーリーグのスケールに驚かされるね。

所詮「井の中の蛙」ではいけないということよ。
日本でもそうだろうけどこっちは「打って当たり前」ってことだから最低ヒットを打つかしないと名前が出ないんだろうね。
あとはよっぽどのナイスプレ−かね。
ホームランがバンバン出るくらいだから・・・。すげ−や。



娘からのスケッチ
今日、定期便が届きました。ちょうど洗濯をしている途中に郵便屋さんが来て持ってきてくれました。
いつもどうもありがとうございます。感謝してますー。
その中に入っていた乙武洋匡君が書いた「五体不満足」を今日は読んでいました。

これはぜひ読みたいと思ってた本なので早速読みました。
ずっと時間を忘れて読んでいたので気がついたら夜の8時前になってた。
荷物が着いたのが5時くらいだったから約3時間?
まだ前半までしか読んでないのですが感動しました。
「この人ってすごいなー。」と改めて思いました。
前に「おしゃれ関係」にゲストで出てたのを見たときも
「すごく前向きな人で、本当に明るい人だなー。」
と思ってたんだけど、この本を読んでまたこの人の事がよくわかった気がします。

よく、ベストセラーとか言うと難しいイメージがあるけどこれは「子供たちにもぜひ読んでほしい」とも書かれているのでとても読みやすい本です。
彼の生い立ちから今までの事を書いてあるのでこれはみんなにもぜひ読んでもらいたいと思いますね。っていうか今年に入ってからこの本の存在を知ったのでもうすでにみんなは読んでると思うのよね。
ノンフィクションだし、少し真由美も共感が沸いてくるのよね。「あー、わかるわかる。」って感じに。

彼もすごいと思うけど彼の両親や学校の先生も立派だと思う。普通の人ではきっと耐えられないことでもみんなの協力と理解と優しさの中で育ってきたから彼は本当に辛い事でもがんばって前向きに、底抜けに明るく成長してきたんだと思うな。

普通、そこまで理解してくれる人ってそうそういないと思うな。
「かわいそう」って言う人もおるけどそれって、反対に障害者にとっては辛い言葉なんだよね。「かわいそう」ってゆってくれてもそれはうちらにとっては単なる同情でしかないんだよね。
同情されるのって、結構辛い事なんだよ。別に「障害があるからってかわいそう」ってわけではないのにさ。そこんところがやっぱり普通の人にはわからないんだろうな。

「障害は不便です。だけど不幸ではありません。」
「感動は求めません。参考にしてほしいのです。」って
言葉が真由美の心を震わせました。
こんなに心が震えたのは初めてだと思うな。
本当に心があったかくなるというか心に優しい気持ちが
湧いてくる本だと思うわ。

なんか読んでいるうちに彼に会いたくなってきたよ。
家族の皆さんはこの本読んでみた?真由美はこの本をずっと大切にしていくわ。
マジで。
それじゃあこの本の続きを早く読みたいので今日はこのへんにしときますね。またねー。
From:真由美

アメリカのSale最高!

娘からのスケッチ
Dear:家族の皆さん
申し訳ない!またまた真由美は昨日に引き続き買い物をしてしまいました。
また服を買ってしまった。ロングスカートとキャミとアクセサリー。
今はすごいSaleでGuessが半額Saleしてるんだよ?
Guessで深い両サイドスリットが入ったロングスカートを買ったの。
座って足を組むと足が見えてちょっとセクシーって感じ。
$78のが半額どころか$21になってたの。もうこれは「買いでしょう」ということで買っちゃいました。それとユッコが色んな穴場の店を知っててキャミにしてもすごい安い値段で買えました。
「さっすがユッコちゃ〜ん」って輝代とゆってたの。

そのロングスカートとキャミを着て新しく買ったサンダルを履いたらかなりイケてる真由美に変身よ。
「誰に見せるの?」って聞かれたらおしまいですけどいい加減真由美も大人っぽい格好をしないとと思うのです。
多分昨日言い忘れたと思うけど新しく買ったサンダルはヒールが低くて靴底とかは黒なんやけど足の甲の部分はラズベリー色でレザーでできてるおしゃれなやつ。しかもイタリア製。これがSaleで$38よ。

美穂には見せられない。ロングスカートにしてもキャミにしてもサンダルにしても絶対取られる。
でも昨日と今日でいっぱい買い物をしたけど日本円で1万円してないと思うよ。
多分日本でこれらを買ったら軽く5万ぐらい飛んでると思う程の最高のやつばっ かり。
こっちは日本に比べたらすっごい安いからね。もし来たら絶対「えっ!?これがこんな値段で買ってもいいの!?」って言うよ。


Oh!Cute Angel
Dear:家族の皆さん
10月31日のハローウィンについに真由美は自ら天使になりました。
仮装だよ仮装。エンジェルのコスチュームと羽を買って変身したさ。
ユッコはミニスカポリス。ユッコの友達の雅子ちゃんは魔女。
で真由美がエンジェルでしょう?この3人でご飯を食べに行ったの。

もちろんこの格好で。店に入ったらみんな色んな格好をしてた。
海賊とかバニーちゃんとかドラキュラとか色々。
みんな恐い格好はしてるけど真由美みたいにかわいい天使は結構意表をついたらしく「あの格好かわいー。」と
言う声をどこからか聞いたよ。

ちゃんとふわふわした羽を背中につけてるからもうばっちり。
みんなが黒い衣装の中一人だけ真っ白な衣装でいたから結構目立ってたかも。でも白い衣装でナースの格好をしてる人もいたけど、天使の白い衣装はさすがに他にはいなかった。(かなり嬉しい)

この格好の3人でハリウッドにあるクラブに行ってきた。
クラブに来てる人の衣装のすごい事すごい事。
魔女とか悪魔とか頭から血を流してたり女装でウェディングドレスを着てたり色んな人がいっぱいいたよ。
駐車場からクラブまでの道を歩いていたら
「Oh!Cute Angel!」と言われた。
もう真由美は嬉しくって嬉しくって。
クラブの中でも「Angelだー。」(当然英語)っていう声が聞こえていた。

頭は金髪巻き毛のかつらをつけようかなと思ったけど似合うわけないから前髪と横髪を5つに分けてくるくるっと巻いてピンで留めた頭にしたんだけどこれがまた自分で言うのもなんだけどかわいいのよ。

この頭は学校にいるときに自分で考えた髪形で鏡を見ながら自分の髪で試したら友達が「その髪型かわいい−。」っていってくれたからしてみたの。当たりだわ。下手に金髪巻き毛のかつらを買って失敗するよりも自分の今の髪の色ではまってたからよかったよかった。
とにかく今年のハローウィンは楽しかったです。



アメリカの花火
Dear:お父さん
今日はアメリカではIndependenceDay(独立記念日)で 打ち上げ花火がありました。
真由美の部屋のベランダからも見れて撮れるかどうかわかんなかったけどデジカメでやってみました。・・・がやっぱりダメでした。
でもどうしてもこのアメリカの花火を見せてあげたかったからしょうがなくテレビに映っていた花火の写真を送ります。








ブロンドのカツラをつけてピース

アメリカの娘からの手紙に戻ります


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